院長の石川 卓也と申します。
令和7年6月1日より「工藤内科クリニック」を継承し、院長となりました石川 卓也(いしかわ たくや)です。当院は工藤 英俊(くどう ひでとし)が昭和63年に開院し、内科のかかりつけ医として地域の皆様の診療を行ってまいりました。「工藤内科クリニック」は引き続き追浜の地域医療を担い、信頼される存在として、患者様一人ひとりの健康と生活を支えてまいります。
私はこれまで、大学病院では糖尿病や内分泌代謝疾患・甲状腺疾患を中心とした診療や教育・研究に関わり、地域の中核病院では専門に偏らず、風邪や喘息・肺気腫・肺炎・アレルギー疾患・膀胱炎・胃腸炎・頭痛など、幅広く内科総合診療、救急・地域医療・へき地医療・在宅医療に携わってきました。現在も、東京医科大学病院の糖尿病代謝内分泌内科客員研究員を務めております。日々学んできたことや多くの患者様と接してきた経験を活かし、コミュニケーションや信頼関係を大切にした診療に当ってまいりたいと思います。
工藤内科クリニックの目指す医療
『地域に根ざし、健康を支える身近なパートナー』
「工藤内科クリニック」は、地域の皆様に信頼される「かかりつけ医」として、患者様一人ひとりに寄り添った医療の提供を目指します。患者様が気軽に相談できる存在であり、健康を支えるパートナーとして、丁寧で分かりやすい診療を心がけております。
『寄り添う診療で、よりよい人生をサポート』
当クリニックでは、患者様の意思を尊重し、治療内容やリスクを十分に説明することで、安心して治療を受けていただける環境を大切にしております。患者様の健康に関するどんな悩みや不安にも対応し、日常的な相談から深刻な問題まで、納得のいく解決方法を一緒に見つけてまいります。
『専門性と温かさで、健康を身近に届けます』
これからも、地域の皆様の身近な相談相手として、「まごころ」を込めた診療を提供し続けます。「患者様中心の医療」を実現し、より一層、地域医療への貢献に努めてまいります。
院長略歴
・2013年~2015年 東京逓信病院(初期研修)
初期研修中は各診療科を回り、様々な臨床経験を積みました。
・2015年~2016年 東京医科大学病院糖尿病代謝内分泌内科
母校医局に入局し、糖尿病・甲状腺・内分泌疾患を多く経験いたしました。糖尿病教育入院や手術前の血糖コントロール入院、内分泌緊急疾患入院、内分泌負荷試験入院などが主な入院でした。また、他科からの依頼で対応する併診業務を多く経験しました。
・2016年~2017年 医療法人社団東光会戸田中央総合病院内科(医局出張)
一般内科疾患および緊急対応を要する内分泌疾患を多く経験しました。病棟は主治医制で、主治医として肺炎、尿路感染症、DKA、HHS、重症低血糖、ICU管理、糖尿病教育入院、電解質異常、喘息、間質性肺炎、心不全、脳梗塞などを担当しました。
・2017年~2018年 医療法人社団藤清会大島医療センター(医局出張)
島唯一の医療機関に赴任し、当時島民約1万人の医療圏で外来・救急(小児含む)・病棟・訪問診療など内科全般(人工呼吸器取扱含む)および外科処置(創傷処置程度)を経験しました。関連してJATEC(外傷初期診療)を修了しました。また高度の医療を要する症例では、高次医療機関への搬送でドクターヘリ同乗業務を経験しました。
・2018年~2020年 東京医科大学病院糖尿病代謝内分泌内科
臨床業務を担当しつつ、臨床研究・細胞実験・動物実験を経験しました。いくつかの研究は論文として発表いたしました。また後輩医局員に研究指導を行い、国内・国外での学会発表指導を行いました。
・2020年~2022年 医療法人順和会山王病院糖尿病内分泌代謝内科(医局出張)
地域に根差した糖尿病・その他生活習慣病・内分泌診療を実践しました。また妊娠糖尿病症例を多く経験する他、オーダーメイドの糖尿病教育入院を担当しておりました。
・2022年~2025年 医療法人財団明理会東戸塚記念病院糖尿病内科
ご縁があって糖尿病内科を新規で立ち上げセンター長を拝命、月に300~400名の患者様を診療いたしました。地域に根差した糖尿病・生活習慣病・内分泌診療を実践した他、糖尿病教育入院体制の立ち上げ高血糖・低血糖緊急症の受け入れ、スタッフ教育・地域連携など、糖尿病センター長・管理監督者として業務に従事いたしました。